今日紹介するのは
「The Stillness of the Wind」
直訳すると『風の静けさ』
Switchと、P C版とアプリで配信されているゲームです。
「The Stillness of the Wind」をApp Storeで
アプリ版は610円
Nintendo Switch|ダウンロード購入|The Stillness of the Wind
スイッチ版は1,280円
ちなみにスイッチ版は現在セール中なので2020年9月27日までは
448円で買えます
この値段なら後悔しないと思います。
エンディングがいくつかあるのでネタバレはなしで紹介していきます。
どんなゲームなのか?
ざっくり言うと、『おばあちゃんの最後を看取るアドベンチャーゲーム』
個人の感想としては、ほんとにプレイしてよかったです。
主人公はタルマ おばぁちゃん
かつて、タルマは家族にも恵まれ、子供たち家族たちと賑やかに暮らしていました。
しかし、時の流れと共に1人、また1人とタルマの元から去っていき、
今では年老いたタルマだけが1人で暮らしています。
タルマに残された時間をどう過ごしていくのか、それはプレイヤーに委ねられます。
タルマおばあちゃんの1日は
・タネを撒いて作物を育てる
・鶏が産んだ卵をとる
・料理を作ってゆっくり過ごす
・家の周りを散歩する
・ヤギからミルクをとりチーズを作る
・行商人とアイテムを物物交換する
ちなみにこの行商人(たろべぇ)は毎日タルマを訪ねにきてくれます。収穫したミルクや卵を生活に必要な道具と交換してくれるんです。
このたろべぇは、タルマ宛の手紙を配達してくれたり、ちょっとし立ち話などしてくれるタルマにとっては唯一の話し相手です。
タルマへの手紙は、時々家族、友人から送られてくるもので、他の世界ではどのように時間が流れているのか知らせてくれます。
この手紙が、また切ない気持ちになる。遠く離れた家族からの手紙をタルマはどんな気持ちで読んでいるのか、、
内容は様々です、愛情が伝わってくるものや不安を感じ、胸が苦しくなるような内容のものもありました。
突然「ショットガンの弾×1」が送られてきたり、、
タルマの表情は全くわからないし、感情も伝わってきませんが、タルマにとっては楽しみなものなんだろうな。
もし自分が同じ環境で年老いて、死を待つだけの時間を過ごすのだとしたら、きっとそれが自分にとっては世界の全てになると思うから
タルマの1日は短い
タルマはおばあちゃんなので、歩くのは遅いし、1日にできる事も制限されています。
作物にあげる水を汲みに井戸へ行き、畑に水を撒いたら夜。
あたりは暗くなり何も見えなくなります。
あたりをのんびり散歩するだけでもあっという間に暗くなります。
タルマはのんびりの1日を過ごして行きますが、時間が流れていくスピードは早く、そして確実に変化しています。
動物たちの状態や、季節、雰囲気がタルマの最後を連想させているんです。
グラフィックがとても綺麗で暖かみのある世界観なのに、確実に近付いてきている『死』
なんとも言えない気持ちになりました。
1プレイの時間は4時間ちょっとです
一度プレイすると最後の自動セーブ、『最後の日』の前日からしかやり直せません。
直ぐに、もう一度プレイしようという気にはなれませんでした。
エンディングもいくつかあるので、時間を置いてから、またタルマに会いに行ってみます。
※配信動画から画像をキャプチャーしています。